自動車保険の更新時期は車の購入時期と異なるので、意外に記憶していないものです。私も先日更新の知らせが届いて慌てて見直しをしています。
更新案内がきてからでは締め切りまで時間が少ないので、簡単な検討で済ませてしまいますね。まして保険会社の変更などは面倒でなかなかできません。余裕が有る時にじっくり検討しておくことをおすすめします。
自動車保険を考える上で最も重要なのは、万が一自分が事故を起こしてしまった場合の相手方への補償です。
一番重要なのは対人賠償責任保険、対物賠償責任保険です。 数億円の賠償額例もあるそうなので補償は最も手厚い無制限に設定するのが望ましいです。
等級制度
自動車の保険料は事故を起こす確率が高ければ高くなり、低ければ低くなります。
このリスクを表わすために保険加入期間の長さ、事故の有無で等級を設定したのがノンフリート等級です。
等級別に、無事故と事故有の保険料の割引率が設定してあります。自動車保険に初めて加入した時は6等級からスタートし、1年ごとに1等級上がっていきます。
事故を起こし保険を使うと普通は3等級下がります。保険料は翌年から3年間「事故有」の割引率です。
1等級ダウンの事故では「事故有」の割引率は1年です。自然災害などでは1等級になる事があります。またノーカウント事故もあります。
車両保険
車両保険は車の損害を補償する保険です。
自損事故と事故で自身の過失が大きく相手から保険金が支払われない場合、自然災害や加害者が不明の損害時に補償を受けます。
このように車両保険に加入していれば
自動車の修理費用や買換え費用が補償されます。
ただ全額が補償されるわけではなく中古車市場の時価が補償額です。
保険金の見積もりをする場合、車種、初年度登録年月日、地域の入力が必要なのは上記のためで、あらかじめ車両保険の限度額が決めてあります。
保険金額は各社で異なりますが2倍から2.4倍です。
自損事故や当て逃げなどに対応していないエコノミー車両保険では1.5倍前後です。
人身傷害補償保険と搭乗者傷害保険
人身傷害補償保険は、車を運転中、乗車中に事故に合いケガをした時に補償される保険です。
範囲は、車を運転していた人と同乗者で、契約者以外の車に乗っていてケガをした場合も含まれます。 補償は過失割合にかかわらず実損額に対して支払われるのが特徴です。
搭乗者傷害保険は、契約車に乗っている方全員が補償対象で、補償額はあらかじめケガに応じて定められた金額の全額が受け取れます。
人身傷害補償保険を手厚くする意味合いが大きい保険です。
インターネット割引
インターネットで契約すると保険料が割引かれる制度です。
保険会社によっては一律10,000円を割引きするところもあれば、新規は10,000円で更新は2,000円割引きというところもあります。
結構大きな差がありますからチェックが必要です。
まとめ
上記の他に保険料金に影響するものは、免許証の色で1,000円程度、早割で500円程度割引く会社が多いようです。
また各種特約は必要に応じて加えると良いでしょう。最近では必要最小限の特約は自動付帯になっているので大変分かりやすくなりました。
ネットで保険料金のシミュレーションをしていて気づいた事
- どこの会社も説明内容が図解入りで分かりやすい。
- 個人情報をすべて入れないと見積もりができない会社が多い。
- その場で結果を出さない会社もある。
「メールで送りますからアドレスを記入してください」など
すべてを入力しなくてもシミュレーションができたサイトは 「イオン保険マーケット」でした。 とても助かりました。