ゴルフはスタートから最終ホールまで18ホールありますが、時間は約4時間半程度かかり、すべてのホールを全力で取り組むことはかなり難しいです。ある程度力を抜いた攻め方を混ぜることで、18ホール目でも余力を残して冷静に攻めたいものです。
初めはかるく-それから全開モードへ
私の場合は1番ホールからガンガン行くという事はしなくて、ご飯をおいしく炊くように初めはかるく振り、ある程度のミスも許容しながら、体のどこに力を入れるかを徐々に覚えさせていきます。
どこに力を入れるか体が目覚めたときから全開モード(私の場合は80%)で、かつ力まないでプレーするよう心がけています。
ドライバーショット
一番エネルギーを使うのはドライバーショットですから、その日の調子を見ながら方向性重視でスタートします。
とはいっても1番ホールだけは重要で、左がOBの時は左サイドを思いっきり振りますし、右がOBの場合は頭を残して打つことに専念します。
ホールが進むにつれて徐々に力を入れていきます。
飛ばしても意味のないホール
- 短いパー4
- 2オンできないパー5
- ドッグレッグでショートカットができないホール
このようなホールは方向性を重視して、スイングリズムをくずさないように軽く打っていきます。
一番やってはいけない事
- 同じ組にいる飛ばし屋と張り合って振る
- 「飛ばすね」「よく飛ぶね」などの言葉に乗せられる
- 体を止めて軽く打つ
- スイングリズムを変える
無駄のないプレーを心掛ける
ゴルフは体力気力の勝負ですから、すべての行動に無駄があってはいけません。
- セルフプレーのセカンドショット時は、本命クラブと上下2本、合わせて3本持っていく。
- 歩く方向は常に最短距離を意識して決める。
- 上りのコースはできるだけカートを利用する。
- グリーンに上がる前に全体の傾斜を把握する。
- グリーン上では必要最小限の動きにする。
- クラブを拾う時でも、できるだけしゃがまないようにする。
- カートを利用する場合はクラブは手に持って乗る
よくクラブをキャディバックに入れてから乗る人がいますが、無駄な動きが増えます。 - おなかがすいては良いショットも出ませんから、軽食を持参する。
などいろいろありますが、ちょっとした細かい動作でも積み重なれば疲労につながりますから、合理的に考えましょう。
会話
リラックスするにはある程度の会話は必要ですが、自分の世界に入ってプレーするためにも、同伴者との会話はどうでもよい事などに留めましょう。
よく話をする人は、話をして自分のペースを守っているわけですから、そのペースに乗らない事です。あくまで自分のペースを大事にすることです。
ミスショットをした時
ラウンド中には必ずミスショットが出ます。
こういう時は、結果にこだわるのではなく、なぜミスになったのかをすぐに分析し、次のショットで同じミスをしないように注意してショットします。
原因が分からない時は課題として処理し、後日の練習時に研究します。原因が分からないという事は、自分の体の動きを理解していないことですから、体の動きと球筋の関係を練習でしっかりつかみます。
不得意なショット
あまり得意でないショットが必要な時は、第一にそのショットをしないで済ませることができないか、考えます。私の場合はアプローチですから、パターでできないか、ウッドは使えないか、7番アイアンで代用できないかなどを最初に考えます。どんな大会であろうが、人が何と言おうがこの方針に変わりはありません。
他のクラブで対応できない時は意を決して不得意なショットを行いますが、その時に気を付けることは開き直ることです。
当然不得意なショットですから、普段から一番練習しているショットでもあります。練習時の良い時をイメージし、思いっきりショットすることです。そうすれば数回に一回は成功するでしょう。それが自信になるのです。
自分を信じる気持ちが自信になる BY 上田桃子
疲れたとき、体調が悪い時のショット
ラウンド後半にもなると疲れが出てきます。こういう時は思ったスイングや飛距離を出すことは難しくなります。
1番手大きいクラブをやや短く持ち、インパクト重視でパンチショットで打ちます。思ったより良い結果が出ますから一度試してみてください。
まとめ
ゴルフのラウンドは小物語です。良い時もあれば悪い時もあります。流れが悪くなれば、一気に好転させようとしなくて少しずつ戻していきます。気分を悪くしたりして自分から壊していくようなことだけは避けましょう。
良い流れが来たときは無理をしないで、心の中で自分を励ましながら気持ちを盛り上げていきましょう。さすれば必ず結果がついてきます。
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